2024年度 「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集開始

30.11.2023 - Commitment

世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアルの日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン-ピエール・シャリトン)は、2024年度 第19回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」の募集を開始、2023年11月30日(木)~2024年2月29日(木)の期間で応募を受付けます。

「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、ロレアルグループとユネスコが世界規模で女性科学者を支援する共同プロジェクトの理念を継承し、日本ロレアルが日本ユネスコ国内委員会の協力のもと2005年に創設。生命科学または物質科学の分野において、日本国内で博士後期課程に在籍あるいは進学予定の40歳未満の女性を対象に、毎年各分野から2名ずつ(計4名)選出します。受賞者には、賞状および給付型の奨学金100万円を贈呈し、研究が継続できるようサポートします。

受賞者の中には「Forbes 30 Under 30 Asia list – Class of 2022」や「アジアの科学者100人 」(2023年度版)に選出されるなど、国内外で高い評価を受けています。

 

【募集要項】

  1. 受付期間: 2023年11月30日(木)から2024年2月29日(木)必着
  2. 応募資格: 日本国内で博士後期課程に在籍あるいは進学予定の40歳未満の女性
  3. 応募方法: 下記必要書類を「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」事務局宛([email protected])にe-mailにてお送りください。
    一つのフォルダに下記必要書類をまとめて格納のうえ、お送りいただく際はフォルダにパスワードをかけ、10MBを超える場合は、所属大学・機関で推奨されているファイル転送サービスをご使用ください。

    ≪応募必要書類≫
    ■応募申請書
    ■履歴書
    ■指導教官からの推薦状
    ■これまでの研究内容の概要
    ■今後一年間の研究題目とその概要および今後の展望
    ■発表論文リスト
    ■論文別刷

    書類送付先 / お問い合わせ先:[email protected] *事務局より1週間以内に書類受取のご連絡をいたします。
  4. 選考: 1次審査(書類選考)、2次審査(ヒアリング)、選考委員会による厳正なる審査を経て、2024年中頃を目途に採否をご連絡します。
  5. 授賞式: 採否のご連絡後、東京で授賞式を開催し、正式に受賞者の発表を実施します。
    応募要項に関する詳細は、こちらをご確認ください。
    https://www.loreal.com/ja-jp/japan/articles/commitments/fwis-japanfellow-award-application/

 

ロレアルグループはフランス人化学者ウージェンヌ・シュエレールにより1909年に創立されて以来、科学に基づく製品研究・開発を事業の中核に据えてきました。この創業以来の理念に基づき、「世界は科学を必要としており、科学は女性を必要としている」という信念のもと、1998年に、科学の発展に寄与した優れた女性科学者を顕彰する「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」(仏・ロレアル財団主催)を創設。世界規模で女性科学者を支援しています。毎年、世界五大陸から5名の女性科学者が受賞、今まで7名ものノーベル賞受賞者を輩出しています。また創設以来、今までに7名の日本人が本賞を受賞しており、2021年は、野崎 京子教授(東京大学大学院 工学系研究科化学生命工学専攻)が受賞しました。

女性研究者の活躍推進は未だ課題があり、世界における研究者のうち女性の割合は約30%、日本における女性科研究者の数は、17.5%とOECD諸国最下位です。年々増加傾向にはあるものの、30年前の状況とさほど変化が見られないという状況が続いています。日本ロレアルは、科学の多様化こそが、持続可能な世界の実現と、人類のさらなる発展との信念で本プログラムを継続、日本奨励賞の歴代受賞者はその研究内容において国内外で高く評価されています。また研究生活と並行して結婚・出産などのライフイベントを経て研究を継続しているほか、次世代の育成など、多様なキャリアを切り拓いています。

 

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