気候変動と闘う

Your description

2021の成果

20 年以上にわたり、ロレアルは製造に伴う CO2 排出量の削減に取り組んできました。すべての施設(建物、設備など)のエネルギー効率を改善し、可能な限り各地域における再生可能エネルギーの使用を増やし、カーボンオフセット・プロジェクトを実施していない事業所について、定めた目標を達成することができました。私たちは、事業を展開している各国の制度や状況を鑑み、再生可能エネルギー戦略を練りました。ほとんどの二酸化炭素削減プロジェクトにおいて、その地域で生産された再生可能エネルギーを使用するか、直接自社生産しています(バイオマス、バイオメタネーション、太陽光発電など)。

2017年、当社は、科学的根拠に基づく目標(SBT)イニシアチブの承認を得て目標を設定した最初の100社の内の1社に名を連ねています。2030年に向けた当社の包括的な気候変動目標は、当社の温室効果ガス排出量を+1.5度シナリオに即したものとすることです。つまり、当社のバリューチェーン全体(スコープ1、2、3)のすべての温室効果ガス排出量を2016年と比較して完成品あたり50%削減することです。そのために、生産・物流施設だけでなく、原材料のサプライチェーンや、最終消費者による製品の使用に伴う間接的な影響も含め、活動のあらゆる側面で数値目標を設定しています。

100%

2025 年までに、エネルギー効率を向上させ、再生可能エネルギーの使用率を 100%とすることで、すべての拠点でカーボンニュートラルを達成します

-25%

2030 年までに、当社のイノベーションによって、当社製品の使用によって生じる CO2 排出量を2016 年と比較し、平均で、また完成製品1個あたり 25%の 削減を可能とします

-50%

2030 年までに、製品の輸送に関連する温室効果ガス排出量を 2016 年比で平均 50%、完成製品 1 個当たり50%削減します

-50%

2030 年までに、当社の戦略的サプライヤーは、直接排出量(スコープ 1 と 2)を 2016 年比で絶対量として 50%削減します

ロレアルが達成したこと

-91%

2005 年以降、工場と物流センターの CO2 排出量を絶対量として 2005 年比で 91% 削減しています。

110

2022年末、ロレアルは22の工場を含み、110ヵ所のカーボンニュートラルな拠点(100%再生可能エネルギーを使用)を所有しています。

低CO2排出量-ロレアルの戦略

CO2排出量を削減するために、ロレアルは 2 つのアプローチを採っています。まず、工場や物流センターの温室効果ガス排出量の削減、再生可能エネルギーの使用、エネルギー効率の改善により、生産拠点の排出量を 2005 年比で 91% 削減しました。同じ期間に、生産量は 45% 増加しています。これは、ロレアルが事業面における商業的な成功と、野心的な気候変動対策へのコミットメントを両立させることができることを裏付けています。

ロレアルの戦略について詳しく知る

CO2排出量の削減-今までの取り組み

最も顕著な成果は、低炭素ビジネスモデルへの移行です。こちらでは、このモデルをどのように達成したか、その概要を説明します。