2023年度「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」 授賞式開催 未来の科学界をけん引する若手女性科学者を表彰 後進育成のため科学界・理系教育における“ジェンダー平等”を考察するパネルディスカッションも併催

20.07.2023 - Commitment

同パネルディスカッションに参加する女子中高生を7月20日から公募開始

【2023年8月29日(火曜日)14:00(受付開始13:40)国際連合大学 ウ・タント国際会議場】 

世界最大の化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)の日本法人 日本ロレアル株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン-ピエール・シャリトン)は、2023年度 第18回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」の受賞者発表および授賞式を2023年8月29日(火)に国際連合大学 ウ・タント国際会議場にて開催します。若手女性科学者の功績を表彰するとともに、科学や理系を志す学生の後進育成にも注力すべく、科学分野におけるジェンダー平等をテーマに有識者とインタラクティブなパネルディスカッションを併催。参加を希望する女子中高生を7月20日より公募します。 

ロレアルは「世界は科学を必要とし、科学は女性を必要としている」という理念を掲げ、パリのロレアル財団主導で国際機関のユネスコとのパートナーシップのもと、女性研究者を顕彰する「ロレアル-ユネスコ女性科学者」を1998年に設立しました。これを受け、日本ロレアルでも日本の若手女性科学者の研究活動継続の奨励を目的に、日本ユネスコ国内委員会の後援のもと「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を2005年に創設し、博士課程に在籍の女性研究者を表彰、奨学金を授与しています。創設以来67名の研究者を支援し、受賞者の中からは、世界的にも影響力のある「Forbes 30 UNDER 30 ASIA」リストに名前を連ねる研究者を複数名輩出するなど国内外で注目を集めています。 

科学界には、ジェンダーに関するガラスの天井があると言われています。特に日本の女性研究者の割合は、17.5%とOECD加盟国で最下位です。その大きな要因とされるのが、文理選択時のアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)です。そこで、今回は授賞式に併せて、科学におけるジェンダー平等をテーマに、女子中高生と有識者のパネルディスカッションを開催します。

情熱を持って研究に取り組む本賞の過去の受賞者、高等教育の現場で次世代の育成に取り組む研究者、生徒・学生のキャリア教育にまい進するNPO法人代表など、さまざまな分野の有識者と次世代を担う女子生徒を繋ぎ、科学の魅力、文理選択、理系キャリア、ジェンダーの基づくアンコンシャスバイア、企業による女性科学者のエンパワメントの重要性などを議論し、科学界におけるジェンダー平等実現のヒントを考察します。

 

<概要>

日時:2023年8月29日(火)14:00-16:00(受付開始13:40)
会場:国際連合大学ウ・タント国際会議場 
表参道駅出口 B2(銀座線、半蔵門線、千代田線乗り入れ)から徒歩5分
https://jp.unu.edu/about/unu-services  
お申込み:以下のURLまたはQRコードにアクセスし、必要事項をご記入の上、送信ください。
(学校、クラス単位などでのご応募もご相談いただけます。応募数多数の場合は抽選になる場合もございますので予めご了承ください)
URL https://bit.ly/2023FWIS

<プログラム>

授賞式: 14:00-14:45
ご挨拶:日本ロレアル株式会社 代表取締役社長 ジャン-ピエール・シャリトン
来賓ご挨拶: 日本ユネスコ国内委員会事務総長 
2023年度「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」受賞者発表
受賞者研究内容プレゼンテーション
講評: 自然科学研究機構 機構長 川合 眞紀、 JT生命誌研究館館長 永田和弘。
 
パネルディスカッション:15:00-16:00
パネリスト(敬称略): 
■ 自然科学研究機構長 川合 眞紀(かわい まき)
■ 特定非営利活動法人Waffle 理事長 田中沙弥果 (たなか さやか)
■ 特定国立研究開発法人 理化学研究所 基礎科学特別研究員、2021年度ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞受賞者 藤代有絵子(ふじしろ ゆかこ)
■ 日本ロレアル株式会社 コーポレート・レスポンシビリティ本部  ヴァイスプレジデント・本部長 楠田 倫子(くすだ ともこ)


■ロレアルグループについて
ロレアルは110年以上にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。当社のパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会に対しても、環境に対しても、サステナブル、インクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献してゆくという私たちの美への姿勢を包括的に表現するものです。36の国際ブランドを初めとする多様で幅広いブランドポートフォリオと、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じ、美の無限の多様性を賛美し、世界のすべての人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任をお届けします。当社は、87,400名の従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開と、すべての流通網(eコマース、マスマーケット、百貨店、薬局、美容室、ブランドおよび旅行小売)における販路を有しています。2022年のグループ売上高は382億6千万ユーロにのぼります。世界11ヵ国に20の研究開発と研究開発拠点を置き、4,000人以上の科学者と5,500人以上の技術系の専門家を擁するロレアルは、美の未来を創造し、ビューティーテクノロジーを推進してゆくことを重要視しています。詳細については、以下をご参照ください。https://www.loreal.com/en/mediaroom

 

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